退職したとき

退職して当健康保険組合の被保険者資格を失ったあとは、事情に応じて何らかの健康保険に加入する必要があります。

退職するとその翌日に加入者としての資格を失い、被扶養者も含めて健保組合からの給付は受けられなくなります。退職後はそれぞれの事情に応じて何らかの健康保険に加入します。

※75歳になると後期高齢者医療制度に加入します。

マイナ保険証は、転職や退職等で健康保険が変わったときも自動的に健康保険の資格情報が更新されますので、新たに加入する健康保険の保険者（協会けんぽ、健康保険組合、共済組合、国民健康保険など）に届け出をすれば、もう一度利用登録を行わなくても、引き続きマイナ保険証を利用して受診することができます。

※個人で行う必要がある国民健康保険の加入手続きについては、忘れずに行ってください。

※加入から一定期間がたっても最新の資格情報に更新されない場合は、加入した健康保険の保険者にお問い合わせください。

退職などで資格を喪失された際に有効期限内の資格確認書をお持ちの場合は、事業主を通じて必ず返却してください。また、被扶蓑者全員の資格確認書も返却する必要があります。

※有効期限が切れた資格確認書は使用できないため、返却は不要です。個人情報が記載されていますので、裁断するなど個人情報に配慮して処分してください。

健康保険証（カード）の交付を受けている方が令和7年12月1日までに退職などで資格喪失された場合は、事業主を通じて必ず返却してください。また、被扶畏者全員の健康保険証も返却する必要があります。

※令和7年12月2日以降健康保険証（カード）は使用できないため、返却は不要です。記載されていますので、裁断するなど個人情報に配慮して処分してください。

退職時の標準報酬月額か健保組合の平均標準報酬月額のいずれか低い方の金額で計算し、事業主負担がなくなるため全額を本人が負担します。

毎月1ヵ月分ずつその月の1日から10日（10日が土曜、日曜、祝日の場合は翌営業日）までに納付してください。
振り込み先：当健保組合指定の銀行口座
納付方法：指定の納付書（払込取扱票）を使って払い込んでください。口座振替を希望される方は事前に当健保組合までご連絡ください。

次のいずれかに該当するときは、任意継続被保険者の資格を喪失し健康保険組合からの給付が受けられなくなります。資格確認書の交付を受けている方が資格確認書の有効期限内に資格喪失した場合は健康保険組合に必ず返却してください。

下記の2. 再就職して他の健康保険に加入したときは、健康保険組合に電話で連絡の上、「任意継続被保険者資格喪失届」に新たに加入された健康保険の「資格情報のお知らせ」又は「資格確認書」の写しを添付して提出してください。

※健康保険証（カード）をお持ちの方が令和7年12月1日までの間に資格喪失したときは、健康保険組合に必ず返却してください。

資格喪失日以降、健康保険で医療機関を受診することはできません。資格喪失後に健康保険を使用した場合は、医療費を全額返納していただきます。

退職前に継続して１年以上被保険者だった人が退職したとき、傷病手当金または出産手当金を受けているか、受ける条件を満たしていれば、支給期間が満了するまで受けられます。

退職前に継続して１年以上被保険者だった人が退職後６ヵ月以内に出産したときは、出産育児一時金を受けられます。
６ヵ月以内にその被扶養者が出産しても、家族出産育児一時金は受けられません。

被保険者だった人が、①退職後３ヵ月以内に死亡したとき、②傷病手当金・出産手当金の継続給付を受けている間に死亡したとき、またはこれらの給付を受けなくなってから３ヵ月以内に死亡したときには、埋葬料（費）が支給されます。